集計とは
CRM分析プラグインは、受注・会員データを画面表示のたびに計算するのではなく、あらかじめ集計して保存したデータを分析画面に表示します。データを最新にするには、集計処理の実行が必要です。

集計は、管理画面で開始したあと、サーバーの定期実行によって順番に処理されます。Webからその場で長時間実行する方式ではありません。
集計で作成されるデータ
集計は次の3段階で構成されます。再実行時はいずれも更新されます。
- 1. 会員サマリ集計 — 終了日基準の会員ごとの累計購入情報・休眠判定。あわせて会員×商品の累計購入サマリも再構築
- 2. 日次集計 — 開始日〜終了日を1日ずつ集計(完了日数 / 総日数で進捗表示)
- 3. RFM分析用データの集計 — 終了日基準で、表示期間(30 / 90 / 180 / 365日)ごとのRFM分析用データを事前計算
完了済み集計の最新終了日より古い終了日で実行した場合、会員サマリとRFMスコアは既存データを巻き戻さないためスキップし、日次のみ既存サマリを使って進めます。
集計の実行方法
| 方法 | 説明 |
|---|---|
| 管理画面からの集計 | 期間を指定して集計を開始。進捗確認・キャンセル可能 |
| 自動集計(CRON運用) | 5分おき実行用と日次登録用の2本で運用 |
CRON設定が必須
本プラグインの集計にはCRON設定が必須です(共有レンタルサーバー含む)。CRON未設定の場合、管理画面から集計を開始しても処理は進みません。集計開始直後は「定期実行の開始待ち」と表示され、次回の worker 実行で処理が始まります。
詳細は 自動集計(CRON運用) を参照してください。
制限事項
- 集計対象日は前日以前(未来日は指定不可)
- 同時に実行できる集計は1件のみ
- コマンドで集計を実行中は、管理画面から同じ集計を進めません(進捗の確認のみ)
- 初回利用前は 初期セットアップ の完了が必要
日次運用で使うコマンドは次の2本です。
bin/console --no-debug eccube:crm-analytics42:worker(推奨: 5分おき)bin/console --no-debug eccube:crm-analytics42:enqueue-daily(推奨: 毎日 3:00)
集計完了後の自動処理
集計ログとエラー対応
「CRM分析」→「集計」画面下部に、過去の集計実行ログが最新順で一覧表示されます。失敗時は「エラー内容をコピー」ボタンで問い合わせ用の情報をコピーできます。
詳細は 集計画面の使い方 を参照してください。
異常終了の自動検知
2時間以上進捗が更新されない「定期実行の開始待ち」「実行中」「AI分析中」の記録は、次回の集計開始・画面表示・進捗取得時に自動的に「失敗」に変更されます。
処理時間の目安とヒント
- 初回集計は深夜などアクセスが少ない時間帯に実行
- データ量が多い場合、完了まで時間がかかります(画面を離れてもサーバー側で処理は継続)
- コマンド実行時は必ず
--no-debugを付ける - 毎日1日分ずつ自動集計し、負荷を分散
- 会員サマリ/RFMを更新したい再集計では、終了日を最新の基準日以降(通常は前日)にする
CRM分析プラグイン
EC-CUBEの会員・受注データを分析し、リピート率や休眠顧客の把握、AIによる改善提案まで行えるプラグインです。