AI分析とは

AI分析機能は、集計完了後にCRM分析データをOpenAI(ChatGPT)へ送信し、現状の要約・好調な指標・課題・推奨施策・今週優先して確認すべきポイントを自動で作成します。手動でプロンプトを入力する必要はありません。

AI分析の「推奨施策」「今週のアクション」は、ダッシュボードの今週の推奨施策(人数付きカード・対象会員CSV)とは役割が異なります。AIは優先理由や判断材料を示し、実際のCSV確認や施策実行は推奨施策カード側で行います。

主な特徴

  • 集計完了後に自動生成される
  • ダッシュボード の「AI分析サマリー」カードで確認できる
  • Slack通知 が有効な場合、要約・好調な指標・課題・提案を通知できる
  • 会員分析KPIの前期比を踏まえた傾向判断を行う
  • 対象顧客がいる会員分析・RFMセグメントに限定して、優先理由付きのアクション候補を提示する

分析対象データ

AI分析では、直近30日間を基本期間としてCRM分析データを統合して利用します。会員分析・RFM分析・LTV分析・コホート分析・会員ランキングの結果をもとに、横断的なサマリーを生成します。

  • 分析期間は固定で直近30日間です
  • 集計実行時の表示期間指定には連動しません
  • ダッシュボードの表示期間切り替えにも連動しません
  • 一部の累計指標は終了日時点の最新状態を参照します
  • 詳細は OpenAI APIキーの設定 の「分析対象データについて」を参照してください

利用の前提

生成タイミング

AI分析サマリーは、集計処理が正常に完了したタイミングで自動生成されます。

  • 管理画面からの手動集計完了時
  • ワーカーコマンド(eccube:crm-analytics42:worker)による集計処理完了時
  • 日次集計ジョブ登録コマンド(eccube:crm-analytics42:enqueue-daily)で登録された前日分ジョブが、その後ワーカーで処理完了した時

生成条件

  • AI分析機能が有効(ON)であること
  • OpenAI APIキーが設定されていること
  • AI分析に必要な集計データが存在すること

同一日付のサマリーが既に存在する場合は再生成されません。集計をやり直しても、その日のAI分析は上書きされない点に注意してください。

生成結果の確認場所

  • ダッシュボード — 「AI分析サマリー」カード(生成日時を併記)
  • Slack通知 — AI分析が有効な場合に、要約・好調な指標・課題・提案を通知

サマリーの見方

ダッシュボードの「AI分析サマリー」カードでは、現状把握から次の打ち手の判断までをまとめて確認できます。

現在の状況

直近30日間のCRMデータ全体を踏まえた要約です。会員数の推移、リピート率、休眠率、RFM傾向などを横断して、いまの店舗状態を把握するために使います。

好調な指標

改善点だけでなく、伸びている指標や維持できている指標も表示します。継続すべき施策の根拠確認に活用できます。

課題・リスク

注意すべき悪化傾向やリスクを表示します。休眠率は増加が悪化として扱われます。気になる項目があれば、該当する分析画面で詳細数値を確認してください。

推奨施策

課題や傾向に対する方針レベルの提案です。販促施策やフォロー施策の方向性を整理するために使います。具体的な活かし方は 推奨施策の活用方法 を参照してください。

今週のアクション

優先度の高いアクション候補を最大3件まで表示します。ここでは「どのセグメントを優先して見るべきか」「なぜ今週それを優先するのか」を示します。

  • 対象顧客が1人以上いる会員分析・RFMセグメントのみが対象です
  • 顧客数が0人のセグメント向けアクションは表示されません
  • 実際のCSV確認や抽出は、ダッシュボードの今週の推奨施策側から行います

チームの週次ミーティングや日次確認の起点として使い、実行後は次回集計のサマリーや各分析画面で効果を確認します。

表示されない場合

  • AI分析機能は無効です — 設定画面で有効化
  • OpenAI APIキーが設定されていません — APIキーを登録
  • 分析データが不足しています — 集計データの量・期間を確認
  • 対象日のサマリーがまだありません — 集計完了後に生成されます。なお、ダッシュボードでは保存済みの最新サマリーが表示される場合があります

解決しない場合は AI分析のトラブルシューティング も参照してください。

CRM分析プラグイン

EC-CUBEの会員・受注データを分析し、リピート率や休眠顧客の把握、AIによる改善提案まで行えるプラグインです。